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あだちのひよっこメモ1 トアエルについて

みなさまこんにちは!春からバード・デザインハウス(以下バード)に入社する大阪府池田市出身でウォンバット大好き足立結(あだち ゆい)です。

いきなりですが私がバードを知るきっかけとなった情報誌「トアエル」についてバードのみなさんにお話を聞いてみたので『あだちのひよっこメモ』と題して紹介していきます!

正式名称は“特定非営利活動法人池田市公益活動促進協議会”で『トアエル』と呼ばれ、様々な活動や団体のサポートを行っています。そしてバードはトアエル設立から携わっています。

なぜ「トアエル」というネーミングにしたのか、バードの代表・鳥山さんに聞いてみました。

トアエルとは「と、あ(会・合・逢…)える」、「と、和える」の意味が込められており、様々な人やもの、文化があわさることで、ともに支え合っていくことのできる活力ある豊かな社会づくりに寄与していくといった活動内容を反映しているとのことです。

なるほど、〇〇協議会という名称のままではなく、市民や地域に寄り添った活動をしているからこそ親しみやすい愛称をデザインして工夫されているのですね!

もう一方、『トアエル』のデザインを主担当の田万さんにお話を聞いてみました!

トアエルは、トアエルのことや池田市の交流イベントの情報や団体サポート・施設案内などが掲載されています。

掲載内容に、目を通してどのような紙面にするかイメージを膨らませます。トアエルは、交流に関することが中心なのであたたかく、人肌を感じるような色味やフォント選び、デザインを心がけています。また、イベントや活動の参加者が子育て世代やシニア層の方も多いこともあり全体的に優しい印象になるようにも心がけているとのことです。

なるほど、シャープなデザインではなく柔らかくて優しいデザインの方が気軽に、私も市民活動に参加してみたい!と思いました。

今回『トアエル』について先輩方にお話を聞いてみての気づきは、デザインと聞くと真っ先にロゴなどを思い浮かべますが、親しみやすい愛称づくりや対象に沿った情報誌づくりなど視覚的なデザイン以外にもトータルで一緒にデザインしていくことを大切にしているバードの姿勢を学びました。

※足立結とは

2000年11月30日生まれ。大阪府立池田高等学校卒。

京都芸術大学 芸術学部 空間演出デザイン学科 空間デザインコース在学中。

社会問題の解決となるようなものづくり・ことづくりを、空間×ビジュアル×ソーシャルデザインの3つの領域を横断して複合的に学んでいます。2回生の時、地元の問題をリサーチし、お土産を考える課題「わがまちおみやげプロジェクト」で制作した「うぉんちゃこーる」は池田市観光案内所にて販売中です。また、3回生の時、既存の施設をデザインの力でよりよくする課題「リブランディング」で池田市立五月山動物園を取り上げ、その際にデザインした園内リーフレットが採用され、実際に同園や市内の観光案内所などで配布されています。

■あだちのひよっこメモの展望

バードのメンバーがどのようなプロセスでデザインをしているのかリサーチしながら、バードの魅力を発信していきます!これから月に1回のペースで更新します。お楽しみに!