


2025年2月15日、坂出市「まちの未来を描くワークショップ」にてイラスト講師をしました。
坂出市では中心市街地のエリア再整備をきっかけに、
みんなの『ココチよさ』がかなうまちにするためのワークショップが、3回にわたり実施されました。
いままで坂出市のまちのイラスト作成をお手伝いさせていただいていたご縁で、
このワークショップの中ではイラストの講師として参加させていただきました。
3回目となるこの回では、大きな中心市街地マップの上に、『未来の坂出でのココチよい過ごし方』を人物イラストを描いて表現してもらいます。
イラストをいきなり書くのはハードルが高いだろうということで、人の絵の描き方、動作の付け方のコツなどを実演でレクチャーさせてもらいました。
用意されていた台紙シールにみなさん熱心に書き込みされています。
思いもよらないアイデアや、市民の方ならではのアイデアが出てきて、眺めているだけでも楽しいです。
人物イラストができたら次はその人物が「どこで」過ごすのかを考えてもらい、エリアごとのマップ上に貼り付けていってもらいます。
ココチよさをかなえるためにあったらいいなと思う施設やイベント会場などもどんどん追加されていきます。
最終的には全てのエリアをくっつけて、大きな「未来の坂出」マップが完成しました。
完成した未来マップは、現在坂出市役所1Fロビーで展示されています。
イラストをつかったワークショップ、描くことに苦手意識があるという方もいらっしゃいましたが、文字だけではなかなか共有しづらいことも、イラストだと伝わりやすく新しい発想も生まれやすく感じました。また、多くのみなさんが楽しそうに描かれていたのが印象的でした。
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ワークショップとは別に、まちのイラストを坂出市内の小学3年生の授業でもご活用いただきました。
イラストの中からどんなエリアがあるか読み取ってもらい、「20年後、坂出市がもっと◯◯なまちになってほしいな」レポートとしてまとめられていました。大人では思いつかない柔らかく楽しい発想がたくさんありワクワクしました。
撮影:町川恵人さん(坂出市役所)
まちの未来を描くワークショップ|坂出市 (くわしい実施報告もアップされています)
ワークショップ企画・進行:地域計画建築研究所