




和泉ジュニアビレッジは、「和泉から地産地消と農地の利用を推進するためにできることはなんだろう?」をテーマに子どもたちが一年を通じて農業を体験し、農産加工品を開発・販売する擬似会社を経営する活動です。起業家精神を養い、持続可能な地域の未来を創ることを目的としています。
商品開発のための講座の講師を代表の鳥山が行っています。マンダラチャートを活用し、どんな人にどんな時に食べてほしいかなどを考えながら商品名やパッケージはどんなものが良いかを決めていきます。
集まった子どもたちのアイデアをもとにパッケージデザインを整備します。できた商品を販売する場としてイベントに出展する際に使用する販売什器用の腰巻やのぼり、POPなどの製作もサポートしています。

「和泉のむみかん」(2024年)
和泉市は府内有数の温州みかんの産地。
和泉市内の農家さんが丹精込めてつくられたみかんでみかんジュースを企画。
みかんをまるごと楽しめるジュースであることから商品名は「和泉のむみかん」。パッケージはジュースのきれいなオレンジ色が生えるよう、白ベースのデザインで子どもたちの元気いっぱい明るい雰囲気を表現しました。

「和泉てきかみかんぽんず」(2024年)
良質なみかんを作るために摘果した果実は今まで捨てられていました。これを原料に今までにない新しくて懐かしい味わいの「みかんぽんず」を開発。
シャープな図形で新しさを、みかん山と和泉の夕陽をイメージしたデザインで懐かしさを表現しました。

「和泉 一年中さつまいもバター」(2025年)
和泉市は「さつまいもの産地」でもあります。しかし近年では耕作放棄地も増加し、農業活性につながる新たな取り組みが必要です。新たな挑戦として「さつまいも」を活用した新商品開発に取り組まれました。
毎日の食卓に取り入れてほしいことから商品名は「一年中さつまいもバター」。
子どもたちの「一年中食べてほしい」「これを食べると元気になる」思いと、体操しているお芋のキャラクターのアイデアを取り入れ、整備しました。
