


生物多様性を守ることの重要性が問われています。それは自然・生き物を守っていくだけでなく、その恩恵を受けている私たちの生活を守ることにもつながります。しかし、普段の生活の中でそれを意識しながら行動につなげられる人はそれほど多くない状況です。
大阪府では2022年度に「大阪府生物多様性地域戦略」を策定。大阪から一人一人が生物多様性について考えて行動することを目指しています。
言葉としては知っているけど普段なかなか意識しにくい「生物多様性」について、毎日のくらしの中で考えたり生物多様性保全のために実践したりするきっかけになるようなサイトづくりをめざしました。
「生物多様性」というキーワードをもっと身近に感じてもらうため、「まい」にち「いのち」を考える、「のち」のために・・というキーワードから「まいのちosaka」というネーミングを採用しました。
一人一人の行動が未来につながっていく意味合いを込めて、ぐるぐる(「の」がつながっていくような)表現をロゴやサイトのデザインに取り入れました。
生物多様性=生き物・自然、という従来の印象よりも、「くらしの中から考えていくこと」に比重をおいたデザインやしかけを採用しています。
「食べる」「日々の生活」「くらしの楽しみ」「出かける」「そうぞうする」の5つのカテゴリーに分け、暮らしの中で取り入れてほしい「いまやってみたいまいのち行動」や生物多様性保護のために取り組まれている事業者さんを紹介する「大阪府内のまいのち情報」などを発信しています。
SNSでの発信補助も行いました。(X、Instagram、Threads、Facebook)
生物多様性をもっと自分ごととして捉えてもらうため、普段の生活でどれぐらい意識できているかをチェックできる「まいのち度チェック」を設置しました。ぜひチェックしてみてくださいね。
企画・制作:AtB共同企業体((株)地域計画建築研究所、(株)トルネード、(株)バード・デザインハウス)